このリードは折れているのか? [朝練]
今年最初の演奏機会は両国門天ホールのオープニングプログラムの中の1日。
演奏するのはソロで「忘却」、デュオで「風-さびしくて」、そして合奏で「チェリー・ロマンス」と「小さい春」。
ということで、練習の中心はそれらの曲。特にソロ(正確にはピアノとのデュオ)で演奏する「忘却」をしつこく繰り返して練習しております。
課題は「もっと下品に、大胆に!」。
自分では大げさに演奏しているつもりでも、聴いてる人にはその半分も伝わらないものです。
大胆に演奏するためには曲を自分のものにしていなければなりませんので、体に染み込ませるようにしつこく練習しているところです。
さて、この「忘却」、途中パッカーでベンドをかける箇所があります。パッカーに切り替えて最初の7番Gの音はベンドした音から入るつもり。
で、ベンドはいいのですが、その後この7Gの音程がタングブロックで吹いても明らかに下がってしまいます。譜面のその先にはオクターブ奏法も出てくるのですが、3と7、あるいは7と11のオクターブは思い切りうなりを生じます。
普通に考えれば、リードが折れたと思うところですが、時間が経ってから吹くと音程はもとに戻っています。朝一、スケールの練習中に確認するとGのオクターブはきれいに響いています。
でも、ベンドした後しばらくは音程が下がっている・・・これってやはり金属疲労によってリードがへたってしまっているのでしょうか?バルブその他の影響は考えにくいところです。
リードの結露も考えてみたのですが、ベンドさえしなければ下がらないし、何より7Gだけということは考えにくい。
やはり寿命間近と考えるべきなのかな?コンサートを前にリードプレートを交換したものかどうか、悩ましいところです。
さて、朝練の記録・・・先に書いちゃってますが(笑)。
♪スケール
♪チェリー・ロマンス
♪忘却
♪風-さびしくて
♪小さい春
と曲順通りに通した後は残り時間すべて「忘却」の繰り返し。オクターブのGはうなりっぱなしでした(笑)。
本番までにリードプレートを交換するかどうかは・・・ぜひコンサート会場にお越しになってご確認くださいませ。よろしくです。
時間が経っていれば、金属疲労だと思います。テンホールズでも折れてはないけど、何故か鳴りが悪いという時は、リードを変えた方がいい場合があります。
by Katsuya (2013-01-30 13:52)
1年近く使っているプレートだからお疲れだとは思います。でも、鳴りは良いのですよ。クロマチックのリードって壊れる寸前が良く鳴るような気がするのは私だけかな?
by ますみ (2013-01-30 14:52)