リードプレートは交換すりゃ使えるってわけじゃない [メンテナンス]
この間の日曜日、3月2日ですな、(5)Dのリードがお亡くなりになってしまい、リードプレートの交換をしております。昨年の10月18日に交換したものだから4ヵ月半の寿命でございました。若干短いかな?ま、その間ライブが3本入ってたわけだから酷使してたとも言えましょう。
で、今回取り付けたのはA=442Hzのリードプレート。
普段はA=443Hzのリードプレートを愛用しているのですが、昨年購入しようとした際に在庫がなく、ま、よかろう、ということで購入したものです。
まぁ、270 Deluxe の登場で、リードプレートの交換が可能なハーモニカを使用している人も増えているかと思いますので、多少の補足説明など。
現実的な話、リードプレート交換して、はいバッチリ演奏できますよ、ってな具合にはいきません。交換してしばらくはリードが硬い状態で本来の響きにならないのはもちろんのこと、それ以上に音程のバラつきやリードの上げみのバラつきが付いてまわります。
交換してすぐにそれを調整する、というのも有りかとは思いますが、楽器のコンディションをそれほどすぐにつかめるほどの繊細さは私にはないので、最初の1週間ほどはそのまま使用しております。そうするとあちらこちらの不満な箇所が明らかになり、次の土日にはそれをメンテせねば、とポイントが絞れてきております。
ちなみに現在のリードプレートの要調整箇所は
- 9Eの音が極端に低い
- (1)Dのリードが開き過ぎで立ち上がりが悪い
ってなところが目だって悪いところです。
実は交換してすぐにA=442Hzというのがどこまで忠実なのかということをKORG CA-30/BK クロマチックチューナー を使って確認してみたのですが、まぁ、予想通りと言いますか、基準より高い音もあれば低い音もあり、そのままではとても使えないわけでございます。
ま、そんなこともあり、A=442Hzでもいいでしょ?ってことで購入したわけですけどね。
おそらく今後ご自分でリードプレートを交換される方が増えてくることは想定される・・・というか、それを考えて270 Deluxe を選択した方がそろそろリードプレートの交換時期を迎えることになるわけです。それなりの調整を自分で行う自信がないと難しいかもしれない、ということだけは覚悟しておいてください。多少なりともこのブログが参考になればと思っております。
一番最近では、私は、CX-12のリードプレート交換しましたが、おもったより、ネジがキツくて苦労しました。ネジとぴったりとあったドライバーを使うべきでしょうね。
by Katsuya (2008-03-06 22:44)
ネジ止めの仕組みとかも機種によって違うんですよね。270DXはボディを貫通して両側のリードプレートをまとめて固定するようになってる。
ちなみにシルバーは普通に片面ずつ9個(だったかな?)のネジで固定します。この時のリードプレートの微妙な位置が息漏れにつながるから今度ブログに書いてみようかな?
by ますみ (2008-03-07 09:16)