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もっと下品に [朝練]

ピアソラへのオマージュタイトルの「もっと下品に」という言葉は新進のチェリスト宮田大さんに対して小澤征爾さんがリハーサル中に言った言葉。

「下品に」というのは「お下劣」ということではなく、大胆に心の赴くままに、とでも言い換えたほうが良いかと思います。

私も「忘却」を演奏するにあたって、より大胆に表現できることが課題だと思って練習してはいたのですが・・・。

一昨日の日曜日、両国門天ホール3月3日のコンサートのリハーサルが行われました。

「忘却」のピアノとの合わせは初めて。多少手探りのところはあったのですが、師匠から言われたのは「もっと大胆に」(正確にはより細かなお話です)ということ。

ピアニストさんにテンポの指示をして、2回目の演奏は最初よりは大胆なつもりだけど、まだまだ足りない。

こういうのって具体的にどうやって「大胆」に演奏するかというのを前もって決めて、その通りに演奏すると本当に「下品」になってしまうんですよね。やらねばならないのはこの曲を、このアレンジを自分のものとして、その演奏時の心の赴くままに表現することができるようにすること、だと思っています。

そのためには何度も繰り返し練習するしかないのだろうなぁ。

ということで今朝の朝練。

♪スケール
♪風-さびしくて
♪忘却

「風-さびしくて」は曲中の1音を間違って覚えてしまっていることをご指摘いただきました。修正は完了。間違った状態で昨年11月にステージにかけてしまったことは・・・ま、いまさらしゃーない。

ということで、2週間後の演奏はどれだけ「下品」になっているか・・・お楽しみに。


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