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息の使い方が大事 [朝練]

iconハーモニカを演奏する上で最も大切なのは「息の使い方」なのだと思っています。

もちろん、パッカーでジャズやポピュラーを演奏する場合と、タングブロックでクラシックを演奏する場合と若干の違いはあると思いますが。

特にクラシックを演奏する場合、ハーモニカの最も大きな弱点は吹き吸いの切り替えによるレガートの難しさが挙げられます。これを克服するのは音を出すための息をどのように支えてやるのか、ということにかかっていると思います。icon

他の管楽器の場合、音を出すための息は吹くだけであり、これは単純(と言っては失礼ですが)に腹筋で支えてやって揺れることのない息を出し続けていくことになるかと思います。

これに対して、ハーモニカの場合、吹き音から吸い音に切り替わった際、音の出だしを微妙にふくらます・・・最初から出したい音量の最大値ではなく、少しだけ小さなところから狙った音量までふくらます必要があります。それをものすごく短い時間の中で実現せねばなりません。そうしないとレガートに聞こえなくなります。

そのためにはやはり腹筋で支える必要があります。

文字で説明することがとても難しいのですが、ニュアンスが伝わっているでしょうか?

さて、それでは上記のことを練習で身につけるためにどうするか。息の使い方に最大限注意を払って練習するのか、と言われるとそれは違う、と答えざるを得ません。

少なくとも曲の中で・・・音楽の中でそれを実現しようとするには意識は音楽のほうを向いている必要があると思います。

あくまでも上に述べたことは自分の表現したい音楽を実現しようとしたときに必要に迫られて身についた技術であり、練習の中では多少意識はするものの、やはり初めに音楽ありきだと思います。

ただ、自分がハーモニカによって表現したい音楽がどうしても思うようにできない、流れるような表現ができないと感じた人は息の使い方、支え方について立ち止まって考えてみるのもよいかもしれません。

そんなことを考えつつ、3週間後に迫ったコンサートに向けて今日も朝練しておりました。

♪スケール
♪サマーセット・ガーランドから1,2,5 (これはコンサートとは関係ないメニュー)
♪風-さびしくて
♪夢見る人
♪セレナーデ

練習記録を書いて、自分の文章を読み直してみると・・・偉そうなこと書いてるけど、これが自分で実現できているかというとそんなこたぁない。

でも、実現したいと思ってこれからもずっと練習していくのだと思います。


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