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本読む姿 [雑感]

チボの狂宴

チボの狂宴

  • 作者: マリオ・バルガス=リョサ
  • 出版社/メーカー: 作品社
  • 発売日: 2010/12/25
  • メディア: ハードカバー
図書館に頼んでおいた本が届きました。近所の図書館になかったのでリクエストしたら、結局購入してくれたらしく。

まだ読み始めたばかりで、内容に関しては書くこともないのですが、図書館で本を借りるという行為が著者への印税を減らす・・・というような記事を新聞で読んだので、せめて詳細リンクを貼ってみました。

本題はここから。

届いた本を手に持ってみて驚きました。分厚くて重い!

500ページを超えるハードカバーっちゅうのは相当重たいです。

ちなみに会社のはかりで計ったところ686g!重てぇ!

普段、一般的な読者ってのはどういうシチュエーションで本を読んでいるのでしょう?

普通に考えれば、今の世の中、電車などでの移動途中に読書をする人が多いのではないかと思います。

そうじゃなければ布団に入って読んだり・・・。あまり机に向かって読書する姿ってのはあり得ないような気がします。

で、この本、電車で読もうとすると・・・腕が十分に鍛えられます。吊革に掴まって片手で本を持ってなんて腱鞘炎になってしまいそう。

私のいつものポジション・・・ドア脇のスペースで読んでいて、多少車内が混雑してくると邪魔になって迷惑。

布団に入って仰向けに読んでいると、腕が痛くなります。その上、寝ぼけて本を取り落そうものなら・・・。

確かにこういう装丁は頑丈だし、保存を考えれば良いのかもしれないけど、購入して、家の本棚に置いてあったとして、もう一度読もうかな?という時にこの重さを思い出すと・・・萎えてしまうのは私だけではないような。

ぶっちゃけ言うと、こういう豪華な装丁は販売価格を上げるため?などと勘ぐってしまいたくなります。もしくは著者、訳者、出版社の自己満足?

実際憂鬱と官能を教えた学校 も、当初ハードカバーを借りて読んだけど、購入しようと思い立ったのは文庫版(それも2分冊)が発売になってから。

紙の利点は感じており、読書端末にはあまり興味が湧いてこないのだけれど、こういう本ばかりだったら考えてしまいそう。

もう少し工夫してくれてもいいのでないっすか?出版社さん。

あ、ちなみに内容に関してはまだ読み終わってないけど、バルガス=リョサは都会と犬どもも読んでるし、新聞の書評も評判良かったし、一読の価値はあると思います。・・・どうやって読むかってのが問題だけど。


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