クラスタ予定曲の解説 その2 [朝練]
今日も読書通勤は続いております。読み進むとリプレイ が面白く、これはなかなか早く読了となる予感。先日のオール・サマー・ロング〈下〉夏がいっぱい は以前読んだときと印象が違い、少々読むのがつらくなってしまったけど、こいつは面白いや。
BGMは今朝もトゥーツ。For My Lady を聴きながらの読書となりました。トゥーツの演奏としてはこのアルバムあたりが一番好ましいかな?
さて、本日もクラスタライブの予定曲の攻略法など書いてみようかと・・・これって演奏する立場の人たち=ハーモニカ吹きにしか面白くないのでは、と昨日のブログを読んで思いました。でも今日もそのまま。
練習のスタートは
♪スケール
♪セレナーデ
と、準備運動から。
続いて昨日の続きということでムーディの
♪ジャカランダ
この曲の作曲年度など詳しいことは知らないのです。トミー・ライリーのために書かれたのだと思うのですが、録音が残っているのかどうかは知りません。ジャカランダというのは中南米のほうに生えるギターのボディなどに使われる高木です。ま、それがどれほどタイトルに関係するのかはわかりません。
曲はカデンツァを挟んで前半と後半に分かれます。前半はゆっくりとしたタンゴのリズムで、とてもエキゾチックなメロディ。イントロのピアノの音が色っぽく、私の大好きな曲の一つです。気持ちよく歌うのが大事。
後半は一転テンポも速くなり8分の6拍子の軽快な曲想になります。なんといってもこのスタカートが難しい。タングブロックで演奏してわけで、スタカートは喉で切ります。慣れないうちはこれがなかなか音の移動とシンクロしない。ある意味、トレドよりよっぽど難しいのではないでしょうか。実際のところ、私がこの曲人前で演奏しようと思うようになったのって最近です。
で、続いての曲はシューマン。
♪アダージョとアレグロ op.70
この曲に関しては私が解説するまでもないかと・・・。もともとはホルンとピアノのために書かれた曲ですが、我が家にある録音はチェロが3種、オーボエが1種となっております。とくにロストロポーヴィチとアルゲリッチのCello Sonata に収められた演奏は最も好きなもので、いつか演奏したい、と思っていたのでした。
ハーモニカで吹く上で気をつけているのはアダージョ部分の音色かな?なるべく美しく響く音を出せるよう気を使っているつもりです。で、アレグロど頭の3連符のリズムが、これまた喉で切るのが難しいので、聴いてる皆さんはなるべく気を逸らしておいてください。
実はこの曲、本当の主役はピアノじゃないかと思っているのは私だけ?
最後はまたもやムーディで
♪バレエの印象
この曲はおそらくムーディの最晩年の曲だと思います。
全体が4分の3拍子で通されておりまして、ハーモニカのソロから始まり、ゆっくりとしたテンポから幾度もテンポが変わって最後は速いテンポで激しく終わります。不思議なムードを持った曲で、料理の仕方は様々あるような気がします。私自身これまで何度も演奏しておりますが、そのたびに違った印象を持って演奏に臨んでおります。私に向いてる曲なのかな?などと。
後半、テンポが速くなってからの細かな音形は多少粗くても流れを止めずに進んでしまいますが、ここをいかに丁寧に音を出していくかで印象はだいぶ変わってくるのではないでしょうか。
ということで、練習終了。解説も終了。このネタ、2日しか持ちませんでした。
今日の段階でクラスタの予約表は12名さま。皆さま本当にありがとうございます。これまでになく順調な予約の入り方でございます。本番まで4日。飲み物を置くためのテーブルを確保するためにも、ぜひクラスタに電話予約の上、お越しくださいますようお願い申し上げます。
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