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クラスタ予定曲の解説 その1 [朝練]

Chez Toots さ、今週末はクラスタライブ。この1週間は集中を途切れさせぬよう練習することが大事。

電車の中は読書タイム継続。読んでいるのはリプレイ 。BGMはトゥーツでChez Toots 。これもずいぶんと聴き込んでおります。



ということで、今日からは演奏曲目の攻略法など、ちょっとした曲目解説を中心に書いてみようかと。・・・途中で飽きるような気もしていますが。

練習のスタートは
♪スケール
♪セレナーデ
といつもと変わりはなく。
続いてムーディの、いえ、クロマチック・ハーモニカの代表曲でもある
♪トレド -スパニッシュ・ファンタジー-

数日前にも書きましたが、クロマチック・ハーモニカを演奏する人にとっては超のつくほどの有名曲。前半4分の3拍子のスパニッシュムードたっぷりの曲が、間にカデンツァを挟んで、後半はボレロのリズムへと進んでいく、6分ほどの曲です。曲のあちらこちらにクロマチック・ハーモニカならではのテクニックがふんだんに散りばめられ、楽器の解説代わりになるような曲です。

クロマチック・ハーモニカを始めて間もない人にとっては憧れの曲で、いつかは演奏してみたい、と思う曲だと思いますが、慣れてしまえばさほど難曲ではありません。強いて言えば難しいのは前半の4分の3拍子の部分。最初のテーマの四分音符スタカートをクリアに走らないようにテンポに乗せていき、中ほどの八分音符の一つ一つを丁寧に音にしていけば問題ないかと。

カデンツァもいろんなテクニックが入ってきますが、やはり6度の3連符の連続を大事に音にすることが重要。ボレロは機械的にならずに気持ちよく歌うこと。聴くとものすごい重音が登場するけど、D♭メジャーはクロマチック・ハーモニカにとってはレバーを押さえるだけなので ff さえ維持できればどうということもないでしょう。

粗くならずに最後まで丁寧に演奏することが大事です。

次の曲はバッハ。
♪フルート・ソナタ ト短調 BWV1020

実はクロマチック・ハーモニカにとって♭2つとか3つって演奏しやすいキーだったりします。常日頃からスケールの練習を・・・それも♭系のスケールのCの音をレバーを押した吸音を利用して練習していればかなりやりやすいはずです。

・・・でも、この曲、音数が多いもんで。同じフルートの曲でも無伴奏パルティータほど跳躍はないので、まだやりやすいのは確かなんですが、いかんせん音が多い。で、 Allegro の速度指示なわけで、ちょっとでも気を抜いてフレーズの頭の音をはずすと、そのままそのフレーズはさよーならー、ということになりかねません。

ステージの上では私でも当然緊張するわけで、頭の中が真っ白になったりする可能性は捨て切れません。そういう時に頼みの綱は、いかに体が覚えているか、ということになります。実は私は暗譜がものすごく苦手で、いまだに譜面を見ずに演奏できる曲など数えるほどしかありません。でも、実際のところ譜面を前にしてすべてを読みながら演奏しているかというとそういうわけではないのだろうと思っております。やはり練習を重ねて次の行動はある程度体が先に動いているはずで・・・。

ということで、集中力さえ欠かなければ大怪我をすることはない・・・と思っているのですが。

ピアノと合わせてみてわかったのは、16部休符を待って飛び込むタイミングが微妙にずれていること。ピアノが16部音符を刻んでいるところへずれて飛び込む気持ちの悪さ。これまた集中するしかないのかな。

ということで、本日はこの2曲で時間となってしまいました。もちろんバッハは全楽章通しております。



今朝見るとクラスタの予約表は10名さまに。これまでで一番早いペースで予約入っているんでないかい?初ライブのときは立見も出る超満員だったけど、予約はこんなに入っていなかったような記憶があります。

皆様、ぜひクラスタに電話で予約の上、お越しくださいますようお願いいたします。


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