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ハーモニカとの相性・・・ピアノ?ギター? [朝練]

icon icon昨年のコンサートの翌日の話。

師匠にお礼の電話をかけて、その際にいろんなお話をしました。

師匠ご自身、他の人のハーモニカ演奏をじっくり聴くことも久しぶりのことだったとのこと。

で、改めて聴いてみると、ハーモニカのためのオリジナル曲・・・この日はムーディが中心だったのですが・・・はハーモニカのために良くできているとのこと。

逆にヴァイオリンやフルートのために書かれた曲をハーモニカで演奏すると、どうしてもピアノの音が厚く、ハーモニカの音が隠れがちになってしまいます。

これは以前から他の人・・・ハーモニカの演奏を聴くのが初めての人にも指摘されたことがあります。確かにクララ・シューマンのロマンスなどはピアノの譜面は重厚に書かれているのはピアノを背にして演奏している私にも良くわかります。

もちろんCDなどでは録音のテクニックでバランスよく聴かせることができます。

ムーディはハーモニカの音が隠されないように、必要な際はピアノの音を薄く作っているということです。

これは他の楽器+ピアノのために書かれた譜面を選択する際に注意しなければならないことであることは理解できます。

そうは言ってもレパートリーを増やすためにはいろんな曲にチャレンジしていく必要があるのですけど。

そういった意味からするとハーモニカとギターというのは音量の面から極めて相性が良いのではないかと思っています。

まだまだレパートリーが開拓されていなかったり、そのフォーマットでのオリジナル曲は皆無に等しかったりと問題は多いのですが、音量の点のみ考えればフルートとギター、ヴァイオリンとギターのために編曲されている譜面はハーモニカとギターでの演奏に違和感を感じないかもしれません。

もっともギターとの共演はピアノとのそれと比べて背景となる音が極めて薄いため、絶えず緊張を必要としますし、聴く側にも同様の緊張感を要求するかもしれません。

でも、機会が与えられればもっともっとギターとのレパートリーを増やしていきたいと思っております。

そういった意味から、今年の7月の磯野さんとの共演は今から楽しみだったりするのです。

ということで今朝の朝練。

♪スケール
♪物語・・・悲しみの家で、バルキス女王の行列、小さな白いロバ

はい。7月はイベールの「物語」に挑戦しようと思っています。

この曲は言うまでもなく、師匠のポエム・ハーモニカというアルバムにアコーディオンの御喜美江さんとの決定的な名演が残されていますが、ギターとハーモニカというフォームではまた違った味が出せそうな気がしています。

何よりフルートとギターのためのアレンジが出版されていることがありがたいのですけど。

ちなみに2年ほど前、CDレコーディングのための磯野さんとの顔合わせの際、磯野さんもこの譜面をお持ちだったのが印象的でした。

この曲、まだ私だけがやりたがっているだけなんですけど、どうなりますでしょうか?お楽しみに。


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相原久志

ギター一筋のものです。普通の素人です。
仔細あって30年間ギターは止めていました。
60歳定年前後から、ぼちぼち独習を始めています。
 たまたま、知り合いにフルートさんがいたので、ここ2年ほどお相手させてもらっています。しかし、ハーモニカ、尺八、篠笛、オカリナ、などと合わせてみたい、欲張りものです。
 だれか、お相手お願いします。
 
by 相原久志 (2014-10-23 19:03) 

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