ロドリーゴ:スペインの小さな田舎町 [師匠のCD]
- アーティスト: 崎元譲,ウォルトン,ヘンデル,ラフマニノフ,モシュコウスキ,ロドリーゴ,ムーディ,グリーグ,ドリング,ファーノン,菅田富士江
- 出版社/メーカー: カメラータ・トウキョウ
- 発売日: 2008/05/25
- メディア: CD
HMVに予約しておいた師匠の新譜が24日に出荷され、発売日である25日にきっちりと届きました。
で、早速聴きました。まず最初に思ったのは・・・、
よくこれだけの曲数をわずか2日間で録音したものだ!と驚き。トータル76分を超えるっちゅうことは45分2ステージ分の曲数を上回るものがあるわけですよ。それら全てに満足のいくテイクを2日間で残していくのって・・・並の集中力じゃないです。
収められている曲たちはロドリーゴの曲を除けばおそらくトミー・ライリーがレパートリーとして取り込んでいった曲だと思われ、それらをきっちりとした録音として残していくという作業は師匠のライフワークとなっているのだと思われます。
演奏そのものは明らかに昔と比べて力も抜け、表現方法に変化が現れてます・・・って私が偉そうに書くことじゃないな。でもある意味枯れた味わいを感じ取るのは私だけではないのではないでしょうか?
クロマチック・ハーモニカの可能性ってまだまだあるのかもしれない・・・って改めて感じさせてくれた、そんな1枚です。これは絶対に損のないアルバムです。
それにしても現段階でamazonさんにはジャケ写がござんせん。いずれ写真が入ったら差し替えようなどと思っております。
確かに今までとは、違った印象を受けました。いい意味ですけど。
by Katsuya (2008-05-26 22:59)
細かなことを言うと、ハーモニカとピアノのリバーブのかけかたもこれまでと違って、それぞれの距離感も違うような気がします。
ハーモニカの音に関して言えば、生で聴く先生の音に極めて近いように思えます。
by ますみ (2008-05-27 07:46)